中学校だけで終わらせるにはもったいない

今日は最近の入塾生のこともあり、中学生向けの参考書、高校入試の問題集を購入してきました。今までもある程度の分量は準備していたのですが、短期間での試験対策を行うことが多く、時間をかけてじっくりと力をつけていくような参考書や問題集が不足していると感じたのですね。

さて最近の傾向なのかも知れませんが、よく言われる「全部入り」の参考書が中学生向けでもたくさん出版されているんですね。特に「理科」に関する参考書を検討して、思わず感心してしまいました。

もちろん、中学校3年間で学ぶ内容を全部盛り込んだ参考書などは、昔からたくさん存在しています。しかし一般的な中学校の授業において「暗記項目」であるようなものまで、割と詳しい解説が掲載されており、それが理科科目全般にわたっている本というものは、以前ではそこまでたくさん無かったと思います。中でも感心したのが、第一分野の力学において「等加速度直線運動の基本式」を扱っているものもあるのです。こうなってくると中学校の参考書と言うより、「高校の理科科目の導入」に使っても十分なくらいです。

またこのような書籍は、高校の参考書としてあまり数が無い「地学」についても、中学生に向けてとしては随分と詳しく書かれています。この点から考えると、
 ○ 旧課程の受験生にとっては、センター「理科総合A」「理科総合B」「地学I」の基礎づくりとして。
 ○ 新課程の(来年以降の)受験生にとっては、センター「地学基礎」の基礎づくりとして。
このような使い方も可能になるのでは無いかと考えられるのです。

するとこのような書籍は中学生の参考書としてはやや高めの価格になっていますが、そのコストパフォーマンスはかなりのものだと言うことができます。

ただし非常に困った点があることも事実。私の感覚では、大半の中学生にとってこのような「全部入り」の参考書はかなり難しすぎて、自学自習の教材としては負担が大きすぎるような気がするのです。もしも中学に通いながらも「非常に勉強の意欲が高い」生徒にとっては、このような参考書を読み解いていく力があると思いますし、受験のためにはそのような力も必要になります。しかしより一般的な中学生にとっては・・・半分程度理解するだけで、いっぱいいっぱいになってしまうと思います。

私はどんないい参考書や問題集であっても、それが中途半端にしか使えないようならば「プラスに働かないだけでなく、マイナスに働いてしまう」と思っています。そこで非常にいい教材だと思いますが、これを使用する生徒はかなり限られてくるでしょうね。

しかし本当にやる気がある生徒ならば、このような「全部入り」の教材をしっかりとやり込むことができます。それをやったら、基本的に塾に通う必要が無いくらい、今の参考書は進化しています。このような内容は、昨年度においては”大学入試”のものを中心に見てきました。そこで今後は、中学生向けの”高校入試”のものを見ていき、それがどれくらいまで使うことができるのか、検討してみようと思っています。

とにかく一分野も二分野も、通常の授業よりもずっと高度な説明が為されています。このような教材を身近に購入することができる・・・と言うことは、非常に勉強がやりやすい環境になってきていると感じます。「塾に通いたいけど、そのお金が・・・」と考えている方は、一度このような書籍を確かめてみるといいかも知れませんよ。参考書としてはやや高いものの、塾に通うことよりもずっと費用は圧縮できますからね。

ただしこれだけ内容に触れておきながら、具体的にどのような書籍を購入したのかは伏せておきます。それは私が特定の書籍をお薦めしたいのではなく、「全部入り」の参考書の中から、”私自身に合っている”と感じたものを購入したのですから。もしもこのような書籍を購入しようとするならば、きちんと中身を確認して「自分に合った本」を探すようにして下さいね!

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