物理のワンポイント

昨日に続き、センター試験に向けて簡単なアドバイスを書きたいと思います。今日は物理に関して少しだけ。

物理に関して波動の分野を苦手にしている受験生が多いと思います。しかしこの分野での問題は、センターレベルでは難しい問題の出題はほとんど無いと言っても言い過ぎでは無いと思います。

以前は波動の問題に全く手が出せなかった私だからこそ、どこで手が出せないのかが良く分かります。この分野ではとにかく、実際の現象がイメージしにくいもの。そこですぐに手をつけて欲しいのが、改めて”波長”や”振動数”などの基本的な量を確認し直すことです。波動はこのスタート部分が一番納得しにくく、またつい細かい理解を疎かにしてしまいがちなのです。

力学に比べて波動は、押さえておくべき関係式は非常に少ないものです。基本的な量を確認すれば、それから基本関係式である「v=fλ」や「T=1/f」なども自然に見えるようになります。この”自然に”というところが非常に大事。これを当たり前のように考えることが出来なければ、波の干渉や定常波などが掴めません。

逆に言うと、この基本的な量さえ扱うことが出来れば、短い期間でも波動は完成します。絶対に諦めず、そして焦らずに基本事項を確認して欲しいと思います。

また今回はもう一点。もしも理系の受験生で、2次試験においても物理を解くことになっている人は、センター試験の”電気分野”を出来るだけ「2次試験レベル」で考えるようにしましょう。電気分野は出題レベルに合わせて解こうとすると非常に難しいものが出てくる可能性があります。そこでより高度な視点から問題を眺めると、自然に解くことが出来るようになり安定するのです。

ちゃんと電流の意味を”電子の運動”の観点から理解しているか。電流と磁界の関係を「自分に納得がいく形」で理解しているか。このような部分が鍵になってくるでしょうね。

わざわざセンター試験を物理で受験するからには、それなりに解ける問題も多いはずです。その大半は、「力学で点数を稼ぐ」ことに力点を置くことが多いもの。しかし力学の考え方で、波動も電気も処理出来るものがあるのです。だとしたら波動や電気を”別個の分野”として考えるのは非常にもったいない。ぜひ「今までの勉強を活かす」ことを念頭に、今後の対策を進めて欲しいと思います。

過去の自分を振り返ると、力学から波動に進んだ時に「なぜ今までの力学と全く異なる”波”なんかを考えなければいけないのか」という疑問が、授業の理解を妨げていました。けれどもその部分を納得し始めた時に、一気に物理の世界が広がったように感じます。

・・・そして本当に力学と波動が結びつく分野(原子分野など)になると、物理の本当の面白さが分かってくるんですよね。このようなことを共有したいのですが、さすがに今のセンター試験直前という状況では、いささか負担が大きくなりますぎますので。

ということで、非常に簡単ではありますが、何かしらの役に立ててもらえれば嬉しく思います。全国の受験生のみなさんはぜひ、この厳しい時期を乗り切ってくださいね。

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