不登校生を取り巻く環境について

先ほど昼食を食べている時、家内が録画していた次のようなテレビ番組を見ました。

エデュカチオ!「進路は一つじゃない!定時制・通信制・フリースクールの今」 ※次の土曜日には再放送されるらしいです。

前職で主に不登校の生徒を指導してきた私として、また一時期通信制高校のお手伝いをしていた私として、いろんな思いを持ちながら番組を見たのです。

さて私からの第一感として、「これが全てではない事を知ってほしい」と言うもの。番組のコンセプトとして、このような進路先をポジティブなものとして紹介せざるを得ない事はよく分かります。しかし実際のこの方面の裏事情は、とてもではありませんがこの番組で扱っているものどころではありません。そのようなものこそ、生徒たちにとって必要な情報だと思いますが、さすがにそれを紹介するわけにもいきませんからね。

不登校になる事情、また不登校になった後のケアの方法などは、人それぞれによって変わります。だからもう少し、これらの学校や団体の活動や目的を掘り下げ、それぞれの状況に合わせた対応が取れるようにすることが一番では無いでしょうかね。

ただそういう意味では、通信制高校の課題についてはっきりと言及していたことは好感が持てます。番組中で扱われていた通信制高校が「NHK学園高等学校」であり、それにプラスして「大枚をはたいて高卒を取ることに意味があるのか」ということを扱っていたので、他の通信制高校としてはたまったものではないでしょうが(笑)

また私が一視聴者として、また一人の親として見ていたら、番組中のフリースクールの内容に最も惹かれましたね。それはきちんと「うちは高校ではない。だから学校に行くための力をつけさせるのだ」と明確なコンセプトを持って、取材を受けていると感じたからです。最終的に社会に出て行くことを考えたら、小手先のテクニックを駆使して目の前の目標に飛びつくよりも、時間がかかっても社会で活躍出来る人に育って欲しいものですからね。

ちなみにこの番組の裏話を綴られた、ブログが更新されています。

2014年12月20日 エデュカチオ!進路は一つじゃない!定時制・通信制・フリースクールの今

私は素直に、頑張っている生徒たちは応援したくなります。この番組で紹介されていた生徒たちが、それぞれの希望の道に進み胸を張って活躍できる事を期待しています。ぜひ頑張ってほしいものですね。(特に通信制高校で出てきた生徒。彼の本棚に、チャート式が並んでいる!かなり勉強を頑張ろうとしているはずです)

最後に一つ苦言。私はテレビ番組で、出演者の”発言”に対するキャプション(字幕)が嫌いです。特に今回のような内容でそれを多用すれば、ともすれば視聴者を”誘導”することにもなりかねません。番組を面白おかしくしたいのであれば(それでも私は嫌いですが)一つの方法ではあるでしょう。しかしこの番組での内容では適切では無いと感じますね。

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