連日センター試験に関係することばかり書いていますが、今日もそういった内容です。
現在、多くの大学で出願の締め切りが迫っています。また国公立大学の出願も目の前に控えています。だとしたら一日も早く受験校を決定しないといけません。そのためには自己採点の点数や大学の偏差値ばかりをいくら睨み続けても、合格可能性は見えないままだったりします。
特に受験生も学校の先生も、予備校の出す判定に引きずられてしまいがちなもの。私も判定を参考にはしますが、それを単独で使うことはしません。必ず受験生の動向を見て、その動きから見えてくるものを大切にしているのです。
そこで今年もこちらのリンクをご紹介。
2015年度大学入試センター試験自己採点集計 データネット2015
細かいことはそれぞれの状況に合わせて見ていただきたいのですが、出来れば次のことを知っておかれてください。
このリンク先にもありますが、今年のセンター試験において現役生が占める割合が今年は81%を超えています。これはここ10年の中で最も大きな数字であり、この現役生のデータをたくさん集めている統計の方が、精度の高い分析が出来ると言えます。だとしたら全国の高校と繋がりの深い、ベネッセが駿台予備校とともに行っている”データネット”は参考にすべきだと私は考えます。
※もちろん、他の予備校のデータが使えないと言っているのではありません。相対的に見ると、現役生に強いという違いがあるというだけです。
リンク先の細かいデータは、さすがに数字に強くないと分析は困難であると思います。しかしどのデータも必ず概況をまとめてくれているので、最低限その文章に目を通すだけでも、単なる判定だけではない、もっと深く考えるべき内容が見えてくると思います。
センター試験直後は受験生が一番忙しくなる時です。受験校を決めないといけませんし、その手続きをしないといけない。しかしもちろん、勉強の手を休めることも出来ない。だから少しでも参考にしてもらおうと、このような情報を発信しているのです。一人でも多くの人に役立ててもらえたら、私としては本当に嬉しいものですね。