それでいいのです

昨日の授業に来た高3生。こちらの様子が少しおかしかったのです。そこでどうしたのか聞いてみたら、土日に行われた模擬試験の自己採点結果が、思った以上に振るわなかったとの事だったのです。

この生徒は、最近の受験生の中でも一番勉強しています。年度入れ替わりの春休みの期間も、国語・英語を中心に毎日塾で演習を繰り返してきました。またゴールデンウィークの連休も、自分から「何か演習問題をください」と申し出てくれました。それをコツコツとやって来たようなのです。

それなのに思ったほど結果が出なかった、ということでかなりヘコんでいたのです。

けれどもそれでいいのです。勉強をしたらすぐに模擬試験の点数が跳ね上がる・・・大学受験はそんな単純なものではありません。目一杯勉強をしたとしても、点数の伸びは微々たるものかもしれない、または全く伸びないかもしれない。そういうものです、受験勉強は。

その微々たる伸びを積み重ねていかないといけないのです。ならばすぐに点数が跳ね上がるような幻想は持たないで欲しい。そして確実に一歩ずつ進むことを意識していて欲しい。そうしてくれれば、今回の結果は本人にとってのプラスになるはずなのです。

また模擬試験において「普段はあまり勉強をしていないものの、たまたま勉強をしていた問題が出題された」ということがあります。こういう時は一気に点数が跳ね上がってしまいます。けれどもこういう状況は非常に危険ですよね。何故ならこういう経験をしてしまうと、出題内容を勉強するよりも”予想”するほうに意識が行ってしまいますから。これでは今後の受験勉強に大きく響きます。

私はこの生徒に言いました。「今の時期だから、これでいいんだよ」と。今の時期に中途半端に良い点数が出てしまうと、自分や自分がやる勉強に対して、少なからず”甘え”が出てきます。そうしたら受験勉強という長丁場は乗り越えられません。本番までの約8ヶ月の気持ちを引き締めるためにも、このような結果こそしっかりと受け止めるべきなのですね。

このような話によって、少し前向きになって帰宅していきました。きっとこれからも勉強を続けてくれるでしょうね。

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