他の生徒からも質問を受けて

先日記事にした、物理基礎の有効数字のことについて。

まだまだ有効数字に関する質問が跡を絶ちません。先日は”2√2の有効数字”というものに対して疑問を書きましたが、ただ有効数字自体は否定するものではありませんし、この意味は理科系の勉強には必要不可欠なものです。そこで何が大切で、何をざっと流すべきなのかを選別して欲しいのです。

そもそも有効数字の考え方は、測定の精度のオーダーによるものです。どこまで正確に測定をすれば結果としてより良い分析が出来るのか、そしてそのためにはどの数値をどれくらいの桁数で扱うべきなのか・・・これを大雑把に統一したものが有効数字なのです。

こういう意図からすると、物理や化学の本格的な内容に入る前に、その数値を扱えるようになることは非常に大切なことです。自分の計算の精度を上げるだけでなく、そもそも理屈の勉強であったり、問題を読み取る時に、どのような観測をしたのかが掴めるようになるのですから。

私は有効数字の質問を受けた時、まずは測定結果の読み取りを重視して指導をしています。そして”10に関する指数法則”を教えるようにしています。このような部分は物理や化学を勉強する上では必須の知識になりますし、分からなければ計算の間違いが多発してしまうでしょうから。

そしてこのような理科的な視点から見ると、中途半端に法則化して「2√2の近似値は」という今後見ることがあるのかどうか分からないような問題が、かなりナンセンスなものに感じられるのです。
※はっきり言って、この問題をわざわざプリントにした高校の先生に対して、その指導の目的が私には感じられません。せめて「2×√2の近似値は」ならば意図が分かるのですが。

きっと「指導をしているクラスの物理の点数を上げるために」という工夫なのでしょうが、その工夫が物理から生徒を遠ざけてしまっている。こういう部分が教える側の感性の現れなのでしょうね。

ということで、まだまだ当分は有効数字の質問を受け続けることになるでしょうね。

当ブログは、 にほんブログ村受験塾・進学塾豊前情報のランキング、
BLOG RANKING高校受験大学受験塾教育のブログランキングに参加しています。
クリックして応援して頂けると励みになります。もしよろしかったらお願いします。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)