図形に対する生徒の言葉

先ほどの授業でのこと。高校1年生の冬休みの宿題にて「正八角形の1つの内角の大きさは」という問題がありました。まずは内角の総和を求めてみようと投げかけると、「えーっと、180✕8・・・?180✕6・・・?」と困っている。

「そういう時はね、三角形に分割をしてみると、後はその個数を数えるだけでいいんだよ」と、サラサラとその図を描いて説明しました。ところがその生徒は「180✕(8-2)=1080」と、その教材に書き込んでいます。「それよりも、図形を描いていた方が覚えやすいよ。だってその計算式って、自分でもすぐに出なかったじゃない」と投げかけたときに、その生徒が

・・・「だって図形は難しいから」と。

この返答が、何となくとても興味深いものに感じました。もちろんこれは、意味としては昨日や一昨日にここで書いたことと同じ事ではあります。けれどもこの言葉から「やはりこれが、生徒が図形の問題を嫌がる原因につながっているんだよなあ」と感じ、あたかも”パラドックス”のようなその意見に面白みを感じたのです。

教えている側からすると、何かをやってから「図形が難しいから」と感じられてしまうのは仕方がない。けれども「図形が難しいから」、その方法を除外しようとするのです。これは客観的に見たら、すぐにおかしいと感じることでしょう。しかし生徒本人は大真面目です。さらにもっと書くと、同じようなことを感じている生徒は、きっとものすごく多いはずです。うちに来る生徒にも、たくさんいますからね。

やはり何かしらの”足がかり”が無いと、またそれを私のような”教える人”が作ってあげないと、こういう思考からは抜け出せないでしょうね。

図形が苦手である、またさらにそれを克服したい・・・こう考えている人は、ぜひこのような思考をやっていないか確認してください。それを改善することが、大きな前進につながりますよ、きっと。

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