高卒認定試験の受験案内が

昨日4月5日(水)より、平成29年度第1回高等学校卒業程度認定試験の受験案内(出願書類)が配布されています。受験を考えている方は、可能な限り早めに入手しておきましょうね。

さてこちらのページを見てみましょう。

平成28年度第2回高等学校卒業程度認定試験実施結果について

こちらによると、昨年行われた平成28年度第2回高等学校卒業程度認定試験については、受験者11,111人に対し全科目合格者が4,440人となっています。そこでこの試験は「合格率が約40%程度しか無い」ものであると言えるのです。・・・どうでしょう、この数字だけ見たらとてつもなく難しい試験に見えるのではないでしょうか。

私も前職の経験があるので、一概に「高卒認定試験は簡単な試験である」とは言い切れません。しかしかと言って、とてつもなく難しい試験であるとも言えないのです。

その理由はいくつかあるのですが、最も大きいポイントは「(各科目ごとの)合格点がとても低いこと」です。

例えば数学で言うと、試験問題には「数と式」「方程式と不等式」「2次関数」「三角比」「データの分析」などの分野がまんべんなく散りばめられています。この内容を基礎から応用まで、全てこなさないといけないのであれば、かなり大変な勉強をしなければならないのです。しかし合格する基準となる点数が低いので、

(プラン1)全ての分野の”基礎”だけをしっかりやっておく
(プラン2)特定の分野に特化して、そこについては基礎から応用まで解けるようにする

など、いろいろな作戦を元に合格を目指すことが出来るわけです。

もちろんこれは、一つひとつの合格点が高ければ成り立たないことです。だから高卒認定試験”ならでは”と言えるのです。

・・・と、このようなことを書くと「ならなぜ40%しか合格しないのか」と疑問に感じる人も出てくるでしょう。その最も大きなポイントは「たくさんの科目を合格しないといけない」ということなのです。受験しようとしている人の中でも、数学が苦手だと感じている人もいれば英語が苦手だと感じている人もいるはずです。それなのに高卒認定試験に合格をするためには、それら全ての科目を合格しないといけないのです。

さらに、高卒認定試験を受けるということは、今現在は学習指導を受けていない可能性も高いのです。学校や塾、予備校などに通っていればまだいいのですが、複数の科目を独学で乗り越えていくのは、かなり大変なことを言わざるを得ません。

しかし考えて下さい。この試験に合格すれば「高校卒業」なんですよ。この試験に合格をすれば、大学や専門学校を受験出来るようになるんですよ。この試験に合格をすれば”高卒を要件とする”就職を目指すことが出来るんですよ。それだけ大きな見返りがあるのですから、ぜひこのような困難を敢えて受け、それらを乗り越えて欲しい。・・・私はそう考えます。

私は前職で、高卒認定試験を始めとする、不登校・高校中退者を支援する制度に携わってきました。その経験から「出来れば不登校や中退をする前に、何とかフォローしたい」と感じ、今の仕事をスタートしたのです。だから今でも、そういう制度には注目をしているのですね。

多くの人がいろいろな制度で救われ、それぞれの希望の道に進むことが出来るようになることを願っています。

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