密度の説明

物質の重さ比べをしたいとしよう。例えば今ここに、発泡スチロールで作った玉と鉄で出来た玉があると思ってね。そうしたらどちらが重いと思う?・・・そう、多分ほとんどの人が”鉄の玉”って答えると思う。

けれどももし、発泡スチロールの玉がものすごく大きくて、また鉄の玉がすごくちっこいものだったら、発泡スチロールの玉の方が重たいかもしれないよ。大きさが違っていたら、そんなことがあってもおかしくないんだ。

でもね、仮にその2つの玉を水の中に入れると、きっと発泡スチロールは浮いて鉄の玉は沈むと思うんだ。それはみんなが最初から思っている「発泡スチロールは軽くて、鉄は重い」っていうことを意味してるんだよね。だからこうやって「物質の重さ比べ」って考えが必要になってくる。

さっき発泡スチロールと鉄の玉の話を聞いた時、「そんなのズルじゃん!」って思わなかった?・・・そう、大きさが違ったら不公平なんだよ。だからちゃんと比べるときには、大きさを同じにしないといけないよね。

こういうことから、1cm^3あたりの物質の質量をその物質の”密度”と決めて、物質の性質を調べる基準の一つにしたんだ。・・・このことから、密度の計算がどのようになるか考えてみようね。

・・・

これが、密度が分かっていない中学生に、私がいつもしているお話です。こういう内容をすっとばして「密度とは(質量)÷(体積)なのだ」とやると、”なぜそういう計算をする必要があるのか”とか”その計算がどういう意味を持つのか”などが、闇の中に消えていってしまうのですね。

理科の指導であれば、理科の内容を伝えたい・・・最近よく書いていると思います。私は意味も分からない公式に数値を代入していくことは、理科ではないと思っています。だからこういう指導を、これからも続けていくでしょうね。

うちの塾はどの科目も、こんな指導をやっています(笑)

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1 Comment

  1. LARGO

    子供のころ「いい? すぐに答えてね。綿1kgと 鉄1kgは,どっちが重いでしょう?」って聞いて,下級生をからかうことがありました。代々,やっていたようです。
    今でも,密度の授業をするときに「まくら」として使っています。でも今の子には,綿を軽いものの代表とするのは無理があるみたいで。やっぱり発泡スチロールかな。う〜ん,ちょっと長いか…

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