入試の難問

全国の入試問題を眺めていると、ある程度問題を解き慣れている私であっても、初見では「どこから手を付けていいのだろう?」と考え込んでしまうような、難しい問題を見つけることがあります。大体は数分程度、いろいろな実験をしてみることで解決の糸口を見つけることが出来るのですが、悪い意味で”ハマって”しまうと、1つの問題で何時間も時間をかけてしまうこともあります。

言うまでもありませんが、そういう問題で問われているのは「覚えているか、覚えていないか」というレベルのものではありません。学ぶべきことを全て頭に入れた上で、それらを活用できるかどうかを聞いているのですね。私は個人的に、こういう部分に楽しさを感じますし、それを感じないまでも生徒にも手が出せるようになって欲しい・・・そういう気持ちで指導をしています。

もちろん生徒の立場に立つと、そういう問題に触れる機会が今後あるかどうかも分かりません。だから一方的に教わるだけではその中身の意義が伝わりにくいかもしれないのです。だから「そういう難しいことはしたくない」とか「そこまでやる意味はあるのか」という話になりやすいのですね。

しかし社会に出てからを考えて下さい。教育業界にでも入らない限り、敢えて「数学の問題を解こう」とか「古文や漢文の読解をしよう」とか、そういうことをやる機会は圧倒的に少ないはずです。そういう限定された問題ではなく、もっと幅が広く、もっと柔軟に思考・対応出来る力が問われるものの方が、たくさん目の前に現れるはずなのです。

ではそういう問題に対し、どういう知識・どういう力で対抗していくのか・・・これを勉強を通じて身につけていくわけです。ならば勉強を通じて、じっくりと考え、問題を解決する(解決できなかったとしても、何らかの解決策は考えることが出来る)方法を、経験していって欲しいですよね。

私たちの時代に比べ、今の入試問題はかなり進化しています。それをもっと大事に、社会で使っていってもいいのではないでしょうか。私は、入試という制度、そこから生まれるいろいろな問題を、単なる合格への関門として捉えるだけではもったいないと感じます。

難しい問題を前向きに捉えるだけで、勉強の中身は大きく変わってきますし、その効果もきっと随分と変化しますよ。

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