何かと話題のこと

基本的に私は「教育の無償化」には反対です。子供たちに対する負担が減るのは結構なことなのですが、無償化を進めるとどうしても「どうせお金がそこまでかからないのなら、行っておかないともったいない」みたいに、さほど学ぶ意思も無いまま進学をする状況が増えるでしょう。そういう人が増えれば増えるほど、教育の質が低下していると感じるのです。

教育の無償化をするよりも、高度な教育を受けなくてもその分を別の能力でカバーして、社会の一員として生きていけるようにした方が断然いいと考えます。もしも自分に就きたい仕事があり、そのためには大学で学ぶ知識が必要なのであれば、しっかりと勉強をして進学をすればいい。また、「生きていくためには高校程度の学力があればいい。後は現場で経験していくほうが大切。」というのであれば、高卒からの就職を太く安定させていけばいい。・・・こういう環境こそが「多様性」を認めた社会なのでは無いでしょうか。

結局「大学くらい行っておかないと就職が・・・」とか「大学では、普段使わないような高度な学問よりも就職に有利になることを・・・」なんていう意見の背景には、バブル崩壊から続く厳しい就職状況があるのです。まだ完全ではないものの景気が回復してきた今こそ、もっとあるべき教育の姿を具体化するように考えるべきではないでしょうか。

ただ、とは言え教育に関する負担が減るのは大きなメリットかも知れません。本当に学びたい人が、その思いを絶たれることが無くなるのは、学問全般に対するプラスだとも言えますからね。

そこで私は、進学に向けての合否を決める試験は、やはり学力試験がいいと考えます。なぜなら学びたいという気持ちを勉強の成果という形にした人に、さらなる高度な勉強を続けてほしいからです。ただその上で、どうしても経済的に困難な学生に対しては、今で言うAO入試みたいな「人物重視の試験」をやってみたらいいと思うのです。学費の軽減をするのであれば、その人が、そういう対象に値する人間なのかを見ることは当たり前のことですから。だから面接や小論文などを課し、その内容如何で軽減策を決めればいいのですね。

・・・と、こういうことをぼんやりと考えることがあるのですが、いつも最終的に行き着く結論は「自分が大学に行っていたころの制度」に戻るわけです(笑)
やはりこういう考えというものは、自分の経験が主になってしまうものですね。

当ブログは、 にほんブログ村受験塾・進学塾豊前情報のランキング、
BLOG RANKING高校受験大学受験塾教育のブログランキングに参加しています。
クリックして応援して頂けると励みになります。もしよろしかったらお願いします。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)