中学校の自習プリント

新しく中3になった生徒が、先ほど自習室で、学校からもらった化学反応式のプリントの内容を暗記していました。見ると全部で11の反応式を、1つにつき10回書かせて、それを覚えさせるようなものだったのです。聞けば明日、その内容の小テストがあるとのことで、一生懸命になって覚えているようでした。

うーん、もちろん勉強自体を否定する気は無いのですが、ただ罫線だけ引いてあるようなプリントに、延々と化学反応式を書いてあるのです。どうしても「これは違うな」と思えてなりません。

『どの原子がどの原子との結合を切り、この原子と新たな結合を作る。だからこのような化学反応になる。』・・・中学校の化学反応式であれば、この程度の理解で十分なはずなのです。しかしこれすらもやらずに、ただただ反応式を暗記させるのです。これは違うと感じませんか?

実際この生徒にも、このような説明がされたのかどうか聞きましたが、そういうものを聞いた記憶はない、と。さらに以前にも書いたように、最近の高校受験生を見ていると、化学分野の理解があまりにもできていないことが分かります。どうしても、このような勉強が引き金になっているような気がしてなりません。

思えば私が学生時代は、今の数倍は反応式が出てきました。だから「全部を丸暗記する」ということが難しかったのです。そのため少しでも反応の仕組みを考え、暗記せざるを得ない分量を減らしつつ全体を把握していったものです。

今は扱う反応式が圧倒的に少なくなりました。だから「覚えようとすればどうにかなる」わけですね。そして、どうにか覚えられそうだから「どうやれば覚えられるのか」という話になってくる・・・以前の”語呂合わせ”みたいなものです。

これがうちのような塾がやっていることなら、まだ分かります。けれども・・・なんですよね。本来は学校で「なぜそうなるのか」を教えるはずなのに、こういう”暗記指導”がかなり目立ちます。

うちではちゃんと、原子のモデルの絵を描きながら「どうしてこんな反応式になるのか」、ということをやります。これは特別なことではなく、理解の手順として”当たり前”なことなのです。そういうところからきちんと理解したい生徒に、うちの塾を選んでほしいものですね。

※ちなみにこの生徒には、後日きちんと解説をすることを約束しています。

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