問題を解くことが目的ではない

大学入試の数学を教えていると「こういう知識を持っていたら楽に解ける」というものがいくつも出てきます。そうするとついつい、それを生徒に教えたくなるものです。「○○のような問題が出てきたら、こんなことを使うと簡単に解けるよ!」みたいなことですね。

でもこれは、生徒の立場から見たらどう感じるでしょう。「この問題を解くためにはこういうことを知っておかないといけないんだ」と考えてしまうのでは無いでしょうか。その結果、一つ一つの問題の解法を暗記していくという、いつも私が批判する指導に偏ってくるのです。

これでも分かるように、決してその先生は悪気があってそういう指導をしているのではありません。むしろ生徒たちが少しでも伸びてくれるように、先生なりに考えた上でのことなのだろうと思うのです。

ただ残念なことに、手段と目的が食い違っているのです。つまり「入試問題を解くことが目的」になってしまっているのです。

違いますよね。入試問題を解くことは手段であり、目的は「志望校に合格すること」ですよね。だから生徒のためを思うなら、「どうなれば志望校に合格するのか」を考え、それに合わせて工夫しなければいけないのです。

大学に合格するためには、その大学に見合った学力を付けておく・・・私はこう考えているので、生徒に対しては学力の向上を願っているのです。

ただそうは言っても、私も「目の前の生徒が、問題が解けるようになって欲しい」と考えてしまうことがあります。だからこういう仕事は難しいものですし、日々自分の指導を見つめ直し、勉強を続けていかないといけないのですね。・・・大変ですが、楽しいものです(笑)

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