勉強の敵、ゲームの敵

「うちの子が・・・」”ゲーム依存”の実態

昔からテレビやゲームなどは、勉強の敵であると扱われてきました。確かにそういうものに多くの時間を費やし、勉強の時間を確保しなかったら成績も伸びはしないでしょう。だからある意味では正しいというのは間違いないでしょう。

ではこのテレビやゲームが、野球やサッカーなどのスポーツではどうなのか。絵画や音楽などの芸術分野ではどうなのか。もっと広い意味での部活動やボランティア活動などはどうなのか。・・・これらのものは勉強では無い以上、同じように成績を伸ばすということに対しては、勉強の敵と言えないでしょうか。

多くの人にとって、勉強の中に人生の目標を見出し、勉強に没頭することなどは経験することは無いでしょう。きっと勉強以外にそういう目標を見つけ、それに向かう手段として勉強をすることになるはずです。

だとしたら、本当に勉強以外のものを敵だと見ていいものなのでしょうか。

個人的には、テレビやゲームが敵視されスポーツや芸術が評価されるのは、「周りにいる大人が共感出来るかどうか」が大きく左右していると感じています。共感できないから「なんであんなものに多くの時間を費やすのか」となってしまうのです。・・・実際私も、最近の子供たちの間で流行っている動画配信者などは「何がいいのか分からない」と感じていますから(笑)

ただもしかしたら、子供たちにとってはその中に目標を見出すかもしれないのです。その目標に向けて、前進を始めるかもしれないのです。そういう視点で見てあげたら、「なぜこんなものに多くの時間を費やしてしまうのか」というよりも「この子がこれほど興味を持っているのは何なんだろう」と考えられるでしょうね。

もちろん、本当にダメなことはダメだと言わないといけませんけどね。

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それにしても、冒頭のリンク先の記事はひどい。この中で取材を受けている高1生の扱いを見て、この子がかわいそうでなりません。

小学校の時にいじめを受け、そこで得られなかった”仲間”をオンラインゲームで作ることが出来たのです。なのに、

「何度もゲームをやめるように注意する家族に生徒が物を投げつけたり、暴力をふるったりするようになったのです。」

という扱いですからね。

もしかしたら記事にされていない部分で、暴力に対する別の理由や、ゲームをやめさせないといけなくなった別の理由などがあったのかもしれません。けれどもひとつの記事として報道されているのですから、この内容は個人的に”ひどい”と言わざるを得ません。

この記事の後半。ゲーム依存に対して、社会全体で対策に取り組む必要があるとしています。その最たるものは「もっとゲーム依存の実態を把握する」ことだと思うんですよね。

※私自身ゲームによく触れているので、ゲーム依存という問題があること、またそれに対して対策が必要であることは大いに同意するところです。しかしこの記事のように”古臭い偏見”に満ちた内容で議論していては、いつまでも有効な対策を検討することが出来ないと考えているのです。

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