暗算のススメ

今まで何度か書いてきたことと、食い違うことを今回は書いてみようかと思います。

ある程度数学の計算に慣れてきたと感じたら、それを暗算で出来るように練習してみましょう。だんだんと早く正確に暗算が出来るようになると、全体的な計算ミスが一気に減り、数学への負担が大きく減るのを実感することになるでしょう。

ここで定番ではありますが、例えば「97×103」ならば暗算で即答すべきだと言えます。・・・これ、数学が得意な人であれば「そりゃそうだよね」となるでしょうし、そうでない人は「計算が得意な人でないと無理」となってしまうでしょう。

その違いは、計算過程を工夫しようとするかどうか、です。工夫する人はすぐに、

97×103=(100+3)(100-3)=100^2-3^2=9991

という計算が頭に浮かびます。だからその時点で最後の引き算のみ計算し、答えを即答出来るのです。しかし暗算をせずに計算しか出来ない状況では、筆算なりなんなりを行って計算することになるのです。もちろんそれを全否定はしませんが、この過程で計算ミスをする可能性もあり、効率が落ちることは否めません。

また工夫をするのは過程だけでなく、その結果も対象になると言えます。例えば私は「6^1=6,6^2=36,6^3=216,6^4=1296,6^5=7776」などは”暗記しています”。これは単語を覚えるかのごとくガリガリと暗記したのではなく、何度も計算をしているうちに結果を覚えてしまったのです(この6の累乗はサイコロを使った確率などで何度も計算しましたから)。

九九と同様、計算結果を覚えていれば、計算ミスをする可能性はかなり減ります。その上計算をしないのでその分の時間を別に使えます。入試においてこのメリットはとても大きいんですよ。・・・これも暗記の効用と言えると思います。

このブログでも「暗算しようとして計算が進まないのはダメだ」と何度も書きました。しかし、しっかりと数をイメージすることができ、計算の過程を理解していけば、単純な暗算の幅が広がるだけでなく工夫次第で計算の効率はどんどん上がってくるのです。だとしたら、よりステップアップをするために、”暗算”というハードルを設けてもいいのですね。

ちなみに先ほどの「97×103」は、上のような工夫をしなくても”普通に”暗算できます。計算の仕組みが分かれば本当に即答出来るレベルなので、そういう視点から計算を見直してみると、とてもいい勉強が出来るでしょうね。

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