英語共通テストに対する東京大学の動き

実は、以前書いたこちらの投稿(→ 大学入試と英語の民間試験のこと)の後、東大と英語民間試験とのことでいろいろと動きがありました。ところがそれと並行して、表舞台には出てこないところでいろいろな動きがあると聞いていたので、今まではそのことについて触れていませんでした。

今日、次のような報道が出てきたので、その紹介をしておきたいと思います。

共通テスト英語民間試験 教養学部英語部会から反発の声「懸念解消されず」

共通テストにおいて英語の民間試験が使われることになると、どのような問題が生じる可能性があるのか・・・これは上のリンク先である過去の投稿を見ていただければ分かります。だから東大も、民間試験の導入には慎重になっていた”はず”だったのです。

ところがこの報道にまとめられているように、翌4月には「利用する方針で検討を開始」すると発表されたのです。もちろんこの時点で、3月時点で考えられていた問題点はほとんど手付かずのままだったのに、大きな方向転換がなされたのですね。そこで当然、学内からも大きな反発が出てきて・・・というわけなのですね。

この報道の内容をきちんと読んでみると、疑問を感じることがたくさん出てきます。例えば国大協の基本方針を作成する時に、各大学に対して行った意見聴取の期間がわずか一週間だった・・・こんな短い期間で多くの意見が出るはずもなく、そしてそういう拙速なプロセスで今後の大学入試というものが決められることに、私は大きな疑問を持ってしまうのです。

田舎の小さな個人塾の塾長でさえ、すぐに疑問を感じるようなことなのです。だからもっと多くの人に知ってもらい、一緒に考えてもらうことで、今後の大学入試というものがより良くなるようにしたいのです。

この制度は、現高1生から適用されます。もう実施は目の前なのです。その時に少しでもいい形で試験が行われるよう、ちゃんと問題が解決してくれるといいですよね。
(念のため書きますが、私は新制度を盲目的に全否定したいのではありません。ただ、杜撰な議論や経緯をそのままにしておいたら、そのしわ寄せが次世代の受験生に行ってしまうわけです。それを少しでも解消したいのですね)

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