娘とスマホ

昨日、私の私用のメールボックスに、Googleから”娘がウェブサイトの閲覧の承認を求めている”との通知が入っていました。

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先月、長女の誕生日にスマホをプレゼントしました。小学生のうちからスマホを持たせることには賛否あるかと思いますが、家族間でも何度か話し合った上で「きちんとした使い方を教える」ということで、このことを決定しました。

そのため一部のウェブサイトの閲覧や全てのアプリのダウンロードにおいて、私の承認が必要であると設定しており、さらに課金が発生するものについては「自分のお小遣いの範囲内で決済する」(要は、クレジットカードを使わずに必要な分だけプリペイドカードを購入する、ということです)ようにしています。

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どういうサイトを閲覧しようとしていたのか確認をしたところ・・・「バッタの餌は?実際のところ何食べるの?」という情報サイトでした(笑)

実は昨日、次女が庭で一匹のバッタを捕まえました。見たところ後ろ足が無くなっており、跳びはねることが全く出来なくなっていたのです。その様子を見て「かわいそう・・・」と。そして「このバッタをお世話したい」ということだったので、『だったら使っていない虫カゴがあるから、お世話していいよ』となったのです。

こうなると次女は大ハリキリ。そしてその様子を見て長女も大ハリキリ(笑)

少しでもバッタの環境を整えてあげようと、「庭の土を入れてあげよう」とか「餌は何をあげたらいいかな」とか、そういうことになったのです。その流れで長女から「餌は何をあげたらいいのかな?」と聞かれたので、『そういうのは自分でスマホで調べたら?』と投げかけていたのですね。

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もはや言うまでもなく、スマホは現代においてとても優れたツールであると認められています。しかしどれほど優れていたとしても、その使い方を間違えると意味が薄れてしまいます。

気になったこと、分からないことを「自分の力で」見つけられることは、これからの社会を生きていく子供たちには必要不可欠なスキルでしょう。さらに今のネット上には多くの情報が玉石混交の状態になっています。そういう中から「正しく自分に必要な内容を、取捨選択していく」ということも大切なことだと言えます。

だから、自分の力で調べ、自分で考え、自分で選んでいくことを教えていきたいと思っています。そして、そういう思考や行動がきちんと身についてくれば、スマホも”優れたツール”として十分に活用出来るでしょう。またこういう力が、勉強と同じくらい”生きていく力”になるような気がしてなりません。

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虫カゴに土を敷き、上から水をかけ湿らせて、バッタが食べると言われている草を入れてあげて、その後はしばらく二人は庭にいました。ちょっと庭で走り回っていたかと思ったら二人で顔を並べて虫カゴを眺め、バッタが動いていることを確認出来ればまた走り回っていました。

その様子を見ていた私や家内に、二人は何度も「バッタさん、この草食べてくれるかなあ」と聞いていました。庭で見つけたバッタと長女に持たせたスマホが繋がり、妙な面白さを感じた日曜日になりましたね(笑)

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