偏差値に関するかるーいお話

入試問題を眺めていて、ふと思い立ったので、今日は偏差値のお話を

書かせてもらおうと思います。

・・・でもご存知の方も多いでしょうが、偏差値の計算は非常に複雑。

なので、よく受験に関する偏差値で誤解をされている部分を、

かるーく紹介することにします。

 

まずよく言われていることとして、

1、平均点を取った場合、偏差値は50になる。

2、大体25~75くらいの間の数値である。

というものがあります。もちろんこれらは嘘ではありません。

が、誤解を生みやすい表現とも感じます。

 

まずこういう学力の偏差値というものは、簡単に言うと

「平均点からどれだけ離れているのか」という、偏りの差を表すものです。

(だから”偏差”なんですね)

なので本来は、平均とまったく同じ点数の時には偏差値は0に

なるはずなのです。

しかし昔、某大手予備校がそれに50を加える方法を生み出して、

あたかも「最高ポイントや最低ポイント」が存在するように

感じさせているんです。

また偏差値は偏りの大きさなので、理論上は最大や最小は存在しません。

 

「それなら平均点だけで足りるのではないか?」と疑問を感じる人もいるでしょう。

そこで次のケースを考えてみてください。

A君とBさんの2人がテストを受けたと考えてください。そのとき、

○パターン1・・・A君が100点、Bさんが0点

○パターン2・・・A君、Bさんがともに50点

この2つのパターンでは両方とも平均点は50点になるはずです。

でもそれぞれのケースで、A君とBさんの成績を評価すると違いが出てきますよね。

そこで平均点である50点からどれだけ離れているのか、という指標が

必要になるのです。

 

また(これこそ本当に難しい話が裏にあるんですが・・・)ほとんどの

テストでは平均点付近の点数を取る生徒がもっとも多くなります。

すなわち平均点付近では、差が生まれにくくなるんですね。

これは偏差値の言葉で言うと、50前後が一番変化しにくくなるんです。

そこで、偏差値を30から40に上げることよりも、45から55に上げる方が

同じ10ポイントの差なのに、格段に難しくなるのです。

 

ただ偏差値を考えることは、受験勉強においてかなり効果があることも事実です。

受けたテストの問題が簡単であったら平均点は高くなるでしょうし、

難しかったら平均点は低くなると思います。

そうしたときに自分の点数もそれに応じて変化すると思いますが、

”全体の平均点が変化する”ので、その差は影響しにくくなるのです。

なので全体の受験生の中での、相対的な順位を見るにはとても

優れた指標となるのです。

 

さて今日は長くなってしまいましたが、核心の部分は、偏差値も

受験勉強においては非常に参考になるデータなんです。

けれども受験校は偏差値で合否を決めるわけではありません。

そこでデータは正しい使い方をして、有効に使うべきなんですね。

決して「偏差値を上げることが目的ではない」ということです!

 

かなり難しいことが背景にあるので、かるーくのはずなのに

そうは見えないかもしれませんね(汗)

もしも疑問などがある場合には、コメントなどに書いてもらえたら

助かります。お気軽にこのブログを活用してくださいね♪

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