平成27年度からのセンター試験について(理科)

本日、ある内容を確認するために、新課程に移行した高1生が受験する「平成27年度センター試験」の
科目選択パターンについて調べてみました。
そうしたら・・・本当に今の段階で調べておいて良かった(汗)
ある程度受験する科目の選び方が難しくなることは想定していましたが、
まさかここまで大幅に変化しているとは。
大学入試センターからきちんとした発表は、今から1年以上前のことなので、
もしかしたらこういうことで驚いているのは、私だけかもしれません。
しかし受験指導をする立場の人や、大学受験を考えている現高1生に対して、
皆さんに知っておいて欲しいことです。
そこで「今さら~」という方には再確認、そして「まだ知らなかった」という方にはぜひここで確認をしておいてください。

さて今日話題にしたいのは、大幅に変更となる「理科」科目について。
中身の仕組みまでお話をすると非常に難しくなるので、ポイントをまず整理しておきます。

平成27年度センター試験理科の試験実施科目は

これは「基礎科目」と「発展科目」に分かれているとまず考えます。
その上で実施されるのは、
(基礎)○「物理基礎」  (発展)○「物理」
(基礎)○「化学基礎」  (発展)○「化学」
(基礎)○「生物基礎」  (発展)○「生物」
(基礎)○「地学基礎」  (発展)○「地学」
・・・という、全部で8科目の試験が実施されます。
これらをいくつか組み合わせて受験することになりますが、そのパターンは大きく4つに分かれます。

文系の試験に多く見られるパターン

パターンA
基礎科目をいづれか2科目選択をする。
例)「生物基礎」+「地学基礎」を受験。
パターンB
発展科目を1科目選択する。
例)「生物」を受験

というもの。現行の課程で言い換えると、生物Iと地学Iを受験するのがパターンA、生物Iと生物IIを受験するのがパターンBというイメージです。

理系の試験に多く見られるパターン

パターンC
基礎科目を2科目と発展科目を1科目を選択する(ただしこの時、同一教科の科目を選んでもOKです)。
例)「物理基礎」+「化学基礎」+「物理」を受験する。
パターンD
発展科目を2科目選択する。
例)「物理」+「化学」を受験する。

というものです。これも現行課程で言い換えると、「物理I」+「物理II」+「化学I」を受験するのがパターンCで、「物理I」+「物理II」+「化学I」+「化学II」を受験するのがパターンDとなるのです。

以上の受験パターンがあるのですが、問題は同じ大学ですら受験パターンが異なるということです。
よって自分の受験する大学の受験パターンはどれなのかを把握するだけでなく、進路変更や滑り止めなど、
併願を考える大学の受験パターンまで掴んでおかないといけなくなるのです。

一例として、旺文社による調査でまとめられた、全国の国立大学の出題パターン(仮)を見て下さい。
→ 平成27年新課程センター試験「理科」 選択パターン&選択科目 ※こちらはpdf形式ですので、Adobe Readerなどをご利用ください。

さらに注意を要すること

今年度のセンター試験で大きく試験制度が変化したため、全国の試験会場で混乱が生じたことは記憶に新しいですね。
実は平成27年度のセンター試験は、今年以上に煩雑な試験形態になる可能性があるのです。
それは、「基礎科目」と「発展科目」では配点や試験時間が異なる可能性が高い、というものなのです。

というのも、「発展科目」は「基礎科目」の延長に当たります。よって「発展科目」の範囲内に「基礎科目」の内容が含まれているのです。
これは上記のパターンのAとBを比較すると、イメージしやすいのではないでしょうか。

これからやっておかないといけない事は・・・

このように、理科に関しては受験パターンがかなり変化しました。
これによって、現行課程に比べて理科の負担は大きくなっていると言えます。
そこでまずは、高校の範囲では理科を2科目勉強することを基本と考えたほうがいいでしょうね。
その上で難関理系の場合は、2科目とも深く勉強しなければいけませんし(パターンD)、
通常の理系や文系の一部の人も1科目は深く勉強しなければいけません(パターンB・C)
以上が理科の勉強に対する基本スタンスとなるわけです。

次に、今の段階ではまだ決定していないことがたくさんあります。
そのため受験情報は、通常の年以上にきちんと集めておかないといけません。
特に理科については変化の幅が大きく、これからまた大きな変化が発表される可能性もあるのです。
ぜひ最新の情報をチェックするようにしてください。

最後に、これだけ受験内容が変化するので、今年のセンター試験のような不測の事態が多々発生することが予想されます。
決してあってはならないことだと思いますが、もしも現実に起きてしまったときにどう対応すればいいのか、
事前に整理しておくほうがいいでしょうね。

今回は変更の多かった理科に関して書かせてもらいましたが、今後は他の科目もまとめていきたいと思います。
ぜひ参考にされてくださいね。

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