NHKラジオ「中学生の勉強室」

今日はまずお詫びから。事情により、先週の金曜日の問題の解答は、若干遅れることになりそうです。
勝手を申し上げて本当にすみません。どうぞよろしくお願いします。

さて今日は、先日ふと思い出したことを。
私は塾をやっていますが、私自身が塾に行ったことはありません。
いろいろと習い事については私に勧めていた祖母が、学習塾だけはなぜか口にしなかったのです。
その代わりに、スイミングスクールには通っていましたし、そろばんや書道は何度も勧められたものです。

そのような私でも、唯一塾のような勉強を受けていたことがあるのです。
それがNHKラジオで放送されていた、「中学生の勉強室」という番組。
私の記憶が確かならば、平日の夕方過ぎに「英語・数学が週2、国語が週1」で放送されていたと思います。
またこの番組に対してはきちんとテキストも発売されていて、そのテキストを毎月書店で購入して、
時間になったらラジオの前で勉強していたのを覚えています。

私自身は非常に役に立った勉強だったのですが、もうすでに放送されていないようです。
自分が経験した、数少ない「学校以外での授業」だった放送が、気がついた時には無くなっていたというのは、
ちょっぴり寂しいものがありますね。

私が特に印象に残っているのが、英語の授業なのです。
ラジオというメディアを意識してなのか、週2回のうちの片方はいつも「笑い話」を本文に使っているのです。
・・・とは言え今から考えると、少し中学生には伝わりにくいお話もあったように思います。

そんな中から、なぜか私が覚えているお話を一つ紹介したいと思います。
もしも覚えている方がいらっしゃったら、とっても嬉しいですからね!
しかし今から20年以上も前のラジオ放送の内容なので、細かい部分は間違っているかもしれません。
その点はどうか、ご容赦くださいね!

ではお話を一席。

あるご婦人が、ダイエットについて相談するためにお医者さんのところへ行きました。
「いろいろなダイエットを試してみたのだが、どうしてもうまくいかないのです」
そう訴えるご婦人に対して、お医者さんはこのように質問します。
「体重計は持っていますか?」・・・「はい。そして毎日測っています」とご婦人。
「ではその体重計はどこに置いていますか?」・・・「お風呂の脱衣所においてあります」。
それを聞いたお医者さんは、すぐに答えます。
「それはいけませんね!」・・・「あなたは体重計を、冷蔵庫の横に置くべきですよ!」

いかがでしょう、こんな本文で勉強するというのも、なかなか楽しそうですよね!

今思うと、毎月買っていたテキストもだいたい500円程度。
これで国語・数学・英語がフォローできるのですから、本当に安いものです。
しかし現実に放送が終了しているということは、こういうものを選ぶ生徒や保護者が少なかったんでしょうね。

確かに自分に合った説明をしてくれるか分からない。また分からないところを質問することも出来ない。
本当にテキストに沿った内容を、ラジオで聞くだけなのです。
そう考えると、月謝を頂いて勉強を教えるならば、こういう不備をちゃんとフォローしておかないといけませんね。

さすがに英語の笑い話ばかりを集めるわけにもいきません(笑)
けれども改めて「中学生の勉強室」を思い出して、中身のある授業をしなければと再認識させてもらいました。
今日もこれから授業です。がんばりますよー!

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8 Comments

  1. あっ君

    僕もお世話になった口です。
    僕が覚えてるのは国語関係が多いような気がします。「十日の菊 六日の菖蒲
    」なんて言葉を覚えました。ありがたい番組でした。

    Reply
    1. nabe (Post author)

      コメントありがとうございます!

      やはり「中学生の勉強室」を聞いていた方は、結構いらっしゃるんですね。
      そして併せて、何かしらのコーナーなり授業なりを覚えていることって、とても素晴らしいことだと思います。
      改めて、この番組の凄さを再認識しました。

      また今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

      Reply
  2. 里見千尋

    こんばんは。
    横入り失礼します。いろいろと探していて,番組そのもののアーカイブは見つからなかったのですが,オープニングの音楽はYou Tubeに上がっていました。 
    【NHKラジオ第二放送 番組テーマ音楽(その1)1980.m4v】 
    https://www.youtube.com/watch?v=fKVn92N84vI (2曲目) 私自身は1曲目の「そろばん教室」に懐かしさを覚えました。思い出せば当時は旺文社の大学受験のラジオ講座通称「ラ講」があった時代で(残念ながら私の住んでいた地域では放送時間が朝あまりにも早くエアチェックもできなかったので断念・・・),こうした一方通行の番組は,やはり続けていくことが難しかったのかもしれません。余談ながら,NHKの高校講座(通信課程と連動)では当時代ゼミの人気講師だった堀木博禮先生が「国語Ⅰ」の現代文を担当されていて(さすがにNHKのテキストには「教育評論家」の肩書になっていました),「羅生門」を読み解く明晰な口調にしびれて受験の頃にずっと聞いていた記憶があります。そんな受験生でした。

    Reply
    1. nabe (Post author)

      コメントありがとうございます。また明けましておめでとうございます。
      今年もお互いに、実り多き一年になるといいですよね。

      さて早速、youtubeの音源を確認しました。
      正直「・・・ああ、こんな感じだったかなあ」と、懐かしくもありかつ、
      あれほどよく聞いていたにもかかわらず曲をほとんど覚えていなかった事にびっくりしました。

      また少しコメントと異なる話題になりますが、NHKの高校講座は今でも、NHK学園高等学校などの多くの通信制高校で
      スクーリングの一部として代替されるような使われ方をしています。
      最近のポップなNHKの番組作りと相まって、活用の幅はさらに広がっていると感じます。

      ということで今年もどうぞ、よろしくお願い致します!

      Reply
  3. doc

    はじめまして
    中学生の勉強室で探していてたまたまこちらを覗かせていただきました

    1960年2月生まれ現在54才です
    中三の時 NHK中学生の勉強室
    高三の時 旺文社大学受験ラジオ講座
    で勉強させていただきました

    学校の定期テストや 実力テストではあんまり良い点数を取れなかったのですが
    毎日時間になると ラジオをつけて テキストを見ながら
    勉強をする習慣を身につけた経験があります

    おかげさまで 県立高校 国立大学(大したところではありませんが)に
    合格し 今に至っています

    今やこのような役割は ほとんどが「塾」の仕事となり
    公共の電波で受験生全般を受け入れる番組はないように思います

    今となっては 自分の勉強より
    子どもたちの勉強が気になるところですが
    願わくば 受験のためだけの勉強でなく
    子どもたちが 生涯生きて行くための
    糧になる学習 研究の素になるようにと思う次第です

    Reply
    1. nabe (Post author)

      コメントありがとうございます。docさんの人柄が表れているとても暖かい文章だと感じました。

      塾をやっている私が言うのも何ですが、最近は特に、勉強の内容よりもその外部環境の方が話題に上がりやすいと感じています。
      例えば受験勉強に関しても、docさんや私の世代の方が、今の子供たちよりも厳しい状況だったはずなのです。
      しかし受験に向けての煽りはどんどん増していくばかり。昔よりも「受験のために勉強をする」という意見が自己主張しています。

      実際に勉強に触れている立場としては、昔よりもずっと、学術的な内容に富んだ教育になっているのです。
      しかし外部環境が、それに色を付けてしまっているのですね。これは何とも嘆かわしい。
      私には娘がおり、また塾の生徒もいます。目の前にいる子供たちには、その教育の内容をストレートに感じさせてあげたいものです。

      しかし改めて、「中学生の勉強室」をやっていた方が多くてびっくりします。
      もしかしたら”最も同窓生が多い教室”なのかもしれませんね(笑)

      ということで、また今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

      Reply
  4. 藤原正樹

    1959年3月生まれです。中学生の時に聴いていました。NHKのテキストだけあって、授業科目とは別に随筆の類が載っていて、鈴木武樹(すずき・たけじゅ)明治大教授の文章が爽やかだったのを覚えています。のちに、クイズダービーで有名になるその前。自伝的な小説『きのうの街ふたたび』の話だったはず。いい時代のいい文学的ふれあいでした。

    Reply
    1. nabe (Post author)

      コメントありがとうございます。人生の先輩からの素敵なエピソードで、とても爽やかな気持ちにさせて頂きました。

      私は、クイズダービーの一枠と言えば「篠沢秀夫さん」ですね。もちろん司会は大橋巨泉さんのほう(笑)
      小学校の頃は全て、「クイズダービー→全員集合」の流れだったように感じます。
      ・・・と、こちらが本題ではありませんよね。

      今はラジオなどを使わずに、タブレットなどを使いインターネットの動画を視聴し、講座を受講するようなことが広がりました。
      そのため、当時のラジオから出てくるざらついた音声を、テキストを見ながら聞き漏らさないようにするあの感覚を、今の子どもたちは知ることがありません。
      そしてそれ以上に、テキストに収録される、少し背伸びをしたようや大人っぽい文章に触れる機会も減ったのです。

      こういう点で、便利にはなったものの、新しいものに触れるチャンスの少ない現代は、少し”もったいない”気もしてしまいますね。

      これからも何かありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

      Reply

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