”どこで学ぶのか”よりも”何を学ぶのか”

今日は本当に、ごく当たり前のことを書きたいと思います。
先日「就職に強い大学」という書籍を購入しました。
某新聞社が調査した、企業に就職をした実績を大学別にまとめていたり、
就職活動を支援する大学の紹介などがまとめられていました。

基本的に私は、このようなデータは意味が無いと思っています。
なぜなら調査の母集団が少なすぎたり、数値の定義がはっきりしていないことが多いからです。
しかしよく耳にする「理系はつぶしが効く」という言葉がどの程度正しいのか、
一度はっきりと調べてみようと思い、購入してみたのですね。
(この「理系はつぶしが効く」ということに関しては、しっかりまとめてから書きたいと思います)

近年、就職が極めて難しいとよく言われます。しかしなぜ、就職が難しくなるのでしょう。
それは企業に、新入社員を育てる体力があまり無いことが原因の一つだと思います。
本来ならば新卒で受け入れて、企業がしっかりと仕事を教えこむ。
そうすれば徐々に社員は育っていき、大きな戦力となってきます。
しかしその社員が戦力になるまでの期間も、当然給料を支払うことになります。
ここが企業にとっても、かなり苦しいところなのですね。

企業が必要としているのは「即戦力」。
・・・これは学生の立場から見ると、かなり自分勝手に見えるかもしれません。
けれども現在の日本の景気を見ていれば、企業側が悪いとは言い切れません。

では就職に有利になるにはどうすればいいのか。これは「即戦力になる」しかないでしょうね。

ならば「有名大学を遊んで過ごしていた学生」と「無名大学であっても、しっかり専門分野を身につけた学生」とでは
企業がどちらを取りたがるか、明らかだと思います。

とは言っても、どうしても「学歴を重視される」ということは変わりありません。
私も以前の職場で、職員を採用する立場になったことがあります。
そうすると当然、学歴も参考にするわけです。
では具体的にどれくらいの学歴ならば、私が採用していたのか。

実はこれには、具体的な答えはありませんでした。
私の判断基準は、その学校で何を学んだのか。そしてどんな特技やどんな経歴があるのか。この部分です。
この点がはっきりしないと、生徒と触れ合い、生徒に尊敬される職員にはなり得ないのです。
一度職員採用の時に、関東地方の名だたる大学を出た人が集中したことがありました。
しかし、その中から採用された人は0だったのです。

また「学歴を参考にした」というのなら、どういうことで参考にしていたのか。
それは「しっかりとした受験勉強をしないと入学できない」大学が望ましいからです。
これは予備校という性質が大きく絡んできますが、
自分が受験勉強をそれほどしていないのに、その勉強を教えることは難しいですからね。

もしも大学を、「就職しやすくするために入る」という人はくれぐれもご注意を。
余程の大学であっても、名前だけで採用されることはほとんどありません。
また大学を、「より専門的な学問を学びたい」という人は、ぜひその勉強を通じて自分を磨いてください。
その上で「これを学ぶためには、この大学にいかないといけない」という学校が決まると思います。

漠然と「○○大学に行きたいなぁ」ということも、動機付けとしては一つの方法。
しかし少なくとも「なぜ○○大学に行きたいの?」と聞かれた時には、
きちんと答えられるようにしておかないといけませんよ。

ということで、今日はこのへんで。これからも大学と就職の関係は、いろいろと書いていきたいと思います!

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