少し前の新聞記事ではありますが・・・

今回は、少し前の新聞記事にはなりますが、2012年8月4日の朝日新聞に掲載された、
次の記事を元にお話をしたいと思います。
なお内容はいじめに関することです。ですので以前いじめについて書いた時と同様、
こういう話題に触れたくない場合は見なくてもいいようにしておきます。
もしもこういう話題に問題が無いという場合は、続きをご覧になってください。

《いじめられている君へ》西原理恵子さん


私はこの西原理恵子さんの大ファンです。
かなり露悪的な表現があるので抵抗感を持つ方もいるかもしれませんが、
「まあじゃんほうろうき」では破天荒な人生を、そして「ゆんぼくん」ではとっても感動的なお話を。
「鳥頭紀行」では、この記事にも出てくる故・鴨志田穣さんについてのいろんなエピソードも
面白おかしく、そして最期はすごく切なく描かれています。

最近では「毎日かあさん」が有名ですよね。

西原理恵子さん自身、ものすごい半生を送っている方です。
詳しいことは私なんかが書けるものではありませんので、興味のある方はぜひいろんな著作を読まれてください。

さて西原理恵子さんも「大検の合格者」です。
大検を取ったことで美大に進まれていますが、今の活躍は大検や美大を越えて、西原理恵子さん自身の
努力と才能で作り上げたものだと思います。
けれども大検をきちんと合格した経験があるから、この新聞記事に大きな説得力があるのです。

世の中には、「大検(高卒認定試験)なんて取っても、大して役に立たない」と蔑む人もいます。
また「大検(高卒認定試験)は、ドロップアウトした人が受けるもの」と公言する人もいます。
しかし、確実にこの制度で自分の進みたい道に復帰出来る人もいるのです。
どうしても学校に通うことが出来ない人に対して、「大検(高卒認定試験)なんて意味が無い」なんて
アドバイスすることが、果たしてどれほど意味があることなのでしょうか。

私は前職から、大検(高卒認定試験)で救われた生徒たちをたくさん見てきました。
その生徒たちは、普段は経験できないものすごく大きな壁を、ものすごく大きなエネルギーを使って
乗り越えてきています。
それは高校を退学すること。自らが選んだ高校を退学せざるを得ない状況なんて、
本当に考えられないくらい大きなエネルギーを使うことなのです。

だから私も、この記事に同意できるのです。
いじめであったり、やむを得ないほどの病気を抱えていたりした場合、
学校に行くこと自体がエネルギーを使うことになるかもしれない。
そうしたときに、その状況から抜け出すエネルギーが不足してしまうこともあるのです。

だから学校に行かないことも一つの選択肢として考えるべきなのです。

ただし間違えて欲しくないのは、本来そのエネルギーを使うべきではないということ。
前回のいじめについての記事でも書きましたが、いじめは当事者では解決するはずがありません。
でも解決できないままだから、このような不要なエネルギーを使わないといけないのです。

もしもいじめが終わってくれたなら。
もしも学校や先生がいじめに厳然たる態度をとってくれたなら。
もしもいじめの苦労を分かってくれる理解者がいてくれたなら。
・・・こうやって考えると、なんだか本当に残念な気持ちになってしまいます。

人によっては「上手にうそをついて、学校を休みましょう」という論旨に反論をする方もいると思います。
しかしそれしか手段が残されていない場合も、確実に存在します。
その点を理解した上で、もしも身近にいじめがあるのなら、ぜひ対処をして欲しいと思います。

最期に昨日の記事でも少し触れていますが、一学期に学校にいけなくなった生徒の方へ。
確かに今の状況を救うための、様々な選択肢が存在します。
ただその選択肢のメリット・デメリットは非常に分かりにくい。
敢えて汚い言い方をしますが、高卒を餌に中身のほとんどない勉強しかしない学校なんて、
この世の中には掃いて捨てるほどあるのです。

だから学校を辞めるエネルギーと併せて、今後の自分を大切にするためのエネルギーも残しておいてくださいね。

二重・三重に苦労するようなことが無いよう、私も心から応援したいと思いますので。

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