物理に関するワンポイント

今日は物理に関して、ワンポイントを確認しておきたいと思います。
物理の受験生は、物理を理解していないまま問題を解いている人が少なくありません。
今まで受験生を見ていると、”力学だけ”はしっかりと解答できているので、
なんとかごまかしながら点数を確保している生徒もかなりいるのです。

そういうきっかけになってしまっているのが、物理の波動分野。
とにかく波の分野は嫌われてしまいがちなんです。
かく言う私も、嫌っていた一人ですからね!

波が厄介なのは、一体何が重要なのかが分かりにくいところでしょうね。
これからセンターまで残り僅かですが、この数日間の間で少しでも点数を取りたい場合には、
次のことをやっておくといいと思います。

① 波の基本式である「v=fλ」の意味を再確認しておくこと。
② 屈折の法則、特に屈折率と相対屈折率を区別した上で、「屈折の法則とは何か」を立式できるように。
③ 弦や気柱の振動、ドップラー効果などは、結果の式を導くことができるようにすること。
④ 「経路差」をつかめば、光の干渉は怖くないと実感すること(笑)

力学は「公式」と呼ばれるものがたくさんありますよね。
これが波の分野では、それほど多く無いのです。
けれどもドップラー効果などの結果は、公式として覚えている受験生も多いことでしょう。
しかし思い出して下さい。ドップラー効果の結果を覚えていて「役に立ちましたか?」
同じく、弦や気柱の振動の”n倍振動”の式を覚えていて「役に立ちましたか?」
もしも役に立ったとしても、数える程度しか無かったのではないですか?

もう一度見なおして欲しいのです。高校で使った教科書を。
(特にセンター試験での)物理に難しい参考書などは、それほど必要はありません。
むしろ教科書に丁寧に書いてあることを、そのまま理解しておけばいいのです。

屈折の法則を書いていない教科書なんてありませんよね。
けれども屈折の法則を理解していると言えますか?
具体的に屈折の法則を「数式にするとこのように書くことができる」と、きちんと把握できていますか。
実は物理の波動のポイントは、こういうところの積み重ねなのです。

公式を運用するのではなく、1つひとつを丁寧に理解していく・・・これ以上の対策はありません。

「そんなことをやっていて、センター試験に間に合うのか」という疑問もあるでしょう。
しかし手元の物理の教科書を、もう一度開いてみてください。
波動の分野のページって、そんなに多くないですよね。
むしろ、力学の分野の方が格段に多いのでは無いですか。
だとしたら、少しの手間でたくさんの範囲を扱うことができるはずなのです。

また理解している人には言うまでもないことですが、光の干渉(ヤングの実験や薄膜の干渉など)は、
「経路差はいくらか」を考えるだけで、比較的簡単に処理できます。
この分野が苦手な人はたくさんいることでしょう。
けれども経路差の把握さえ出来れば、この範囲は「得点を稼ぐため」のものなんですよ!

つまり、今回の記事で伝えたいことは「”分からない”という先入観を取り払う」ということです。
波の分野を把握するための材料は、高校の教科書で十分なのです。
しかしそれで分からないという場合は、「分からないもの」と自分から決めつけているのです。
それを取り払って、一文一文をしっかり読み解いていけば、きっと理解が進むものなんですよ。

これだけ書いているのは、諦めさせるためではありません。
すぐ目の前にある希望を見えるものにしたいのです。

日々緊張は高まってきている時期だと思いますが、受験生のみなさんは最後まで諦めずに
全力を尽くしてくださいね!

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